参加者同士がWIN-WINになるマッチング
メンバーの3グループ
Aグループ(Absorber):
起業家やベンチャー企業の一員、市場に展開された商品を直接デザインしたデザイナーなど、目に見えた成果があり、一般的なサラリーマンに比べて珍しい経験を持つ人物であり、コンシューマーやサラリーマンなどを顧客とする業務に関わり様々な人の意見を取り入れたいと考えている人。自身の見聞をできるだけ広げ、自身の経験を若者や日本のために還元したいと思っているような人も含む。
Bグループ(business):
起業家やベンチャー企業の一員、クリエイター、大企業の役員など優れた経験を持つ人物のうち、非常に忙しい人もしくは自身の見識や才能を高めあうような刺激でなければ魅力を感じない人を含む。
Cグループ(Common)
企業に属するサラリーマンなど、一見すると大多数に属するような人のうち、他人の話を聞くのが好きで柔軟な考え方をもつ。
上記のグループを「経験の希少性」と「交流会への期待値」という2軸に分けると以下のようになります。
私の主催する異業種交流会の参加者はこの3グループになります。交流の期待値の高い層に該当するグループはありませんが、交流会への期待が高い場合、例えば、自身の扱う製品の売り込み先を探している、自社で抱えている課題を解決可能な製品を開発してくれる、自身のアイデアのスポンサーを探している、というような要望を確実に発見したいというような人は、異業種交流会の対象から外しているためです。
メンバー構成のノウハウ開陳!
有意義な出会いの場:A-B, A-Cの開拓ライン
貴重な出会いの場:C‘-Cの開拓ライン
交流会を支えるCグループの存在
大まかに以上の二つの流れで参加者を集めるようにしています。一見Aグループが鍵のように見えますが、これまでの活動を振り返ってみるとCグループの存在が大きかったと思います。Aグループの人は実際、そう多くはありません。会の多くはCグループを起点とした開拓から始まり、Aグループからの参加者の開拓は効率がいいものの、そのルートが使えるようになってきたのは会の中盤以降です。Cグループの蓄積がAグループやBグループとの出会いを与えてくれました。また、単に立場が大衆的な人物をCグループ扱いにしてしまっていますが、それはそもそも失礼な話で、私が正しくと相手の個人の能力や思考などを注目すれば、誰もが他人にない経験を持っている人たちです。