なぜ、プラントベースミートなのか?
実際にスーパーでプラントベースミート商品を買って試してみました
~やはり、ジャンク系に人気?

写真左から
Trader Joe'sのプラントベースミートの冷凍食品コーナー(筆者撮影)
Trader Joe'sの"Thai Seet Chilli Veggie Burger"パッケージ(筆者撮影)
Trader Joe'sの"Thai Seet Chilli Veggie Burger"パッケージ成分表(筆者撮影)

写真左から
加熱したパテ(筆者撮影)
Trader Joe'sのヴィーガンチーズ(筆者撮影)
続いては、Whole Foodsです。
こちらは先のTrader Joe'sと比較して比較的大型店舗であり、生鮮食品、日用品とともに店内で作るお惣菜などのデリ、ケーキやパンなどもあり、イートインスペースも併設した店舗です。
冷凍食品コーナーはかなり広く、グルテンフリーの冷凍食品セクションが存在します。
冷凍棚3列ほどに、プラントベースミートを使った商品や、野菜のみの冷凍食品などが並び、種類もかなり豊富です。
棚を見て特に売れていそうな商品をみてみると、プラントベースミートのバーガーのパテ、コーンドッグ(アメリカンドッグ)、プラントベースミートのチキンレスチキンナゲットなどが売れているようです。
やはり、アメリカの食べ物として定番のバーガー、アメリカンドッグ、チキンナゲットのプラントベースミートバージョンに人気があるのでしょうか。もしくは、定番の食べ物だからこそ、従来の食肉からプラントベースミートに代わっても受け入れられやすいということかもしれません。
Trader Joe'sでバーガーのパテは試しましたので、Whole Foodsのプライベートブランドのチキンレスチキンナゲットに今回はトライしてみたいと思います。価格は14個入りで3.99ドルです。

写真左から
Whole Foodsのグルテンフリー冷凍食品コーナー(筆者撮影)
Whole Foodsのグルテンフリー冷凍食品コーナー2(筆者撮影)
Whole Foodsのグルテンフリー冷凍食品3(筆者撮影)
さて、こちらが商品です。
こちらのナゲットは大豆ではなく、小麦のプロテインを主成分としているようです。
「グルテンフリー、ノーコレステロール、飽和脂肪酸なし、プロテイン源によし」、という表記がヘルシーさを強調しています。
では、どんな成分でできているのでしょうか。
成分表示には、水、小麦プロテイン、パン粉、有機さとうきび糖、シーソルト、イースト、キャノーラ油、コーンスターチ、パプリカエキス、ローズマリーエキス、グルテン粉、バター、セルロースガム、小麦スターチ、豆繊維、豆プロテイン、オニオンパウダー、ガーリックパウダー、セロリ種、などが書かれています。
ほとんどが加工されたプロテイン質でできていますので、鶏肉を使ったチキンナゲットよりも、加工食品感を強く感じてしまうのは私だけでしょうか。
調理方法はレンジではなく、オーブンが推奨されていたため、オーブントースターで温めることにしました。
さて、こちらのお味は?
実物の写真をご覧いただくと、見た目はかなりチキンナゲット感が感じられると思いますが、味も、一口入れたときに鶏肉のチキンナゲットの風味とかなり近いものを感じました。
食感はチキンレスチキンナゲットのほうが均一の噛み応えがあり、噛んでいるとやはり、Trader Joe'sのパテ同様、後味に苦みを感じます。パテよりは、食肉に近い風味がしました。

写真左から
Whole Foodsのチキンレスチキンナゲットパッケージ表(筆者撮影)
Whole Foodsのチキンレスチキンナゲットパッケージの成分表示(筆者撮影)
Whole Foodsのチキンレスチキンナゲットパッケージ調理方法(筆者撮影)
Whole Foodsの加熱済みチキンレスチキンナゲット(筆者撮影)
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