NYノマド(特別編)コロナウィルスPCRテスト初体験

20.10.05 06:18 PM By s.budo

人生で初めてコロナウィルスのPCRテスト

先日、人生で初めてコロナウィルスのPCRテストを受けました。


9月は新学期や新年度が始まりますが、学校や企業では、対面授業やオフィスに戻るための要件としてコロナウィルスのPCRテストを受けることを義務にしている場合があります。私の知り合いの中にも、現在はお子さんの学校がリモート授業になっているが、対面授業を開始するにあたり、家族全員でPCRテストを受け、陰性であることが通学許可の条件であるので、受けてきたという人もいます。

そして今回、たまたま初めてお会いしてお昼をご一緒した方から、お会いした数日後に、その方のお知り合いでオフィスに復帰するために受けたコロナウィルスのPCRテストで陽性判定が出て、お昼をご一緒した人が濃厚接触者となったとの連絡をお会いした1週間後に受けたのです。


つまり、私は、濃厚接触者の接触者に該当することになります。


さて、連絡を受けた当日はどうしたものか、どう対処すべきか、悩み、家族で話し、インターネット等で情報収集をした結果、まずは自分たちもPCRテストを受け、少しでも早く判定結果を得て、今後の行動について意思決定しようということになりました。

そして近隣地域でテストが受けられる場所や方法を調べ、連絡いただいた方もPCRテストを受けられたとのことで、その場所なども伺い、どこで、どのようにPCRテストを受けるか、検討を開始したのでした。


調べた結果、私が住む近隣では

    • 近隣の比較的大きな病院
    • Urgent Care(予約なしで診察してもらえるクリニック、かかりつけ医が休診の場合や休日などに利用可能)
    • CVS Pharmacy(全米ドラッグストアチェーンの一つで、処方箋薬局サービスを併設。店舗によりPCRテストを提供)
    • 自宅でのテストキットによる検査(Quest Diagnosticsなどの様々な検査サービスを提供する会社が販売するテストキット)

が選択肢としてありました。


他にも検査を提供する会社のラボなどがありますが、かかりつけ医の紹介状が必要なため、一刻も早く、検査結果と家族全員のコロナ感染状況を知る必要があると考え、コロナウィルス感染に関連した症状がない場合に予約なしで検査を受けることができる、Urgent Careでテストを受けることにしました。いくつかのUrgent Careセンターが自宅近隣にありましたので、比較的近く車で10分ほどの場所にあり、検査結果が早く入手できるというUrgent Careセンターに行くことにしました。


事前に電話を入れ、予約なしで検査が可能か、何日で検査結果を入手できるかを確認すると、2種類のNasal swab方式(鼻咽頭スワブは、鼻や喉の奥から鼻汁の臨床試験サンプルを採取する方法)のPCRテストが可能。

精度が84%とやや劣るが検査後30分で検査結果が判明する”Rapid Antigen Testing(迅速抗原検査)"検査後3日から5日と検査結果判明まで少し時間がかかるが、精度が高い通常のPCRテストが可能とのこと。いずれも、医療保険に加入していれば無料で検査可能とのことでした。両方を受けると決め、早速Urgent Careセンターに向かいました。

写真:PCRテストを受けたUrgent Careセンター、筆者撮影

予約なしで診療を受けたりすることをこちらでは”Walk-in(ウォークイン)”と言います。

このUrgent Careセンターもコロナウィルスに関連した症状がなければウォークインでPCRテストを受けることができました。


受付では、まず最初にiPadで電話番号、名前、メールアドレス、そして来院の目的を記入登録します。その後、登録したスマートフォンにテキストメッセージが届き、簡単な問診票をオンラインもしくは、レセプショニストから渡された紙の問診票を記入して、待合室で待ちます。


クリニックにより、室内の待合室で待つことを禁止し、外もしくは車の中などで待つよう指示されるところもあるのですが、このクリニックは待合室の利用が可能でした。

写真左に青い足跡のサインがありますが、Social Distancingのためのサインです。


待合室で待つこと10分ほど、名前が呼ばれ、診察室に入り、すぐにテストを2種類受けることができました。綿棒のようなスワブで鼻腔内の粘液を採取する方法は通常のPCR検査、Rapid Antigen TestingによるPCR検査共に同様でした。

そしてRapid Antigen Testingは、このUrgent Careセンター内に設置され、提携しているQuest Diagnostics社が運営するラボで検査判定を行い、20~30分後に検査結果を連絡先の電話番号にテキストメッセージを送るというプロセスです。

通常のPRC検査も同社が検査し、同社の検査サービスのアカウントをウェブサイト上で作成、登録し、そのアカウントに3日から5日後に結果が送られるので確認してくださいとの説明がありました。


検査はものの数分で終了です。そしてほぼすべてのアメリカの民間医療保険がコロナウィルスのPCRテストの費用をカバーしますので、お会計をすることなく、そのまま帰宅となりました。


画像:テキストメッセージによるRapid Antigen Testing検査結果のお知らせ

そしてほどなくして、検査結果がテキストメッセージに届きました。


テキストメッセージ内の"negative(陰性)"の結果に、ひとまずはホッと胸をなでおろしたのでした。

そしてその3日後、私の通常のPCRテスト結果も陰性という連絡が届き、私の知り合いの濃厚接触者の方も陰性結果で、今回の騒動は無事に収まることとなりました。


それにしても、この1件が判明したときは、2週間先の予定で人と面会する予定を変更しなければならなったり、外出や面会の機会を控えたりと、改めて日常の生活動線が制限される日々を過ごし、生活動線の変化の大きさを実感するとともに、普段の日常生活が問題なく送ることができていたことに改めて感謝したのでありました。

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Aya Kubosumi ノマドマーケター

コニカミノルタ、大阪ガスで行動観察やユーザーリサーチに携わったのち、GOB Incubation Partnersを創業。夫の突然の転職に伴い、東京から3歳の娘と夫とともにNY(ニュージャージー)に移住。ノマドマーケターとして、NYの人々、もの、こと、を日々観察、体験したことを素材に、日本の商品開発マーケターの皆さんと共有したいインサイトを綴ります。