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わかっていてもひっかかる2つのキーワード


バレンタイン商戦も終盤を迎え、日本ではどんなマーケティングが展開されているのでしょうか?
ややブームに陰りの見える感のあるバレンタインですが、「NYのホリデーシーズンと白熱するショッピング戦争」を現場体験した私としては、日本のマーケターが駆使する新たな戦略にも大いに関心があります。
さて、part.1では、「ブラックフライデーとサイバーマンデーの本場に見る、これでもかプロモーション」にまんまとひっかかった私のエピソードをご紹介させていただきましたが、part.2では、ひっかかった2つのキーワード(理由)をお話させていただきます。
※part.1は、こちらのペー...

体当たりのNYライフ!、"大恥かきながらなんでも体験”をモットーに


みなさん、こんにちは。

私はメーカー、エネルギー業で行動観察やユーザーリサーチに携わったのち、起業しました。が、夫の突然の転職に伴い、東京から3歳の娘と夫とともにNY(マンハッタンの対岸のニュージャージー州在住です)に昨年末に移住しました。現場の観察や顧客のリサーチを生業としていた身とすれば、この絶好の機会、徹底的にNYを観察し尽くしかない!と開き直り、異文化の生活にどしどし飛び込んで、”大恥をかかないと何もわからない”をモットーに、自分の肌で体感してみたいと意気込んでいます。そしてこのコラムではノマドマーケターとして、...

平成最後の年、私たちは。


2018年は多くの災害に見舞われたことは、皆さんの記憶に新しいことでしょう。1月末には首都圏に大雪。2月には福井を中心に記録的大豪雪となり、1500台ものクルマが立ち往生して物流に大きな影響がありました。6月にはマグニチュード6.1、最大震度6弱の大阪北部地震。7月には広島や岡山の西日本豪雨で河川の氾濫や浸水害、土砂災害が発生し、死者数が200人を超える甚大な災害となりました。8月から9月にかけては週末毎に台風に襲われ、関空が水没・停電の被害にあったこともありました。また、9月には、土砂崩れと北海道全域にわたっての大規模停電で市民生活をおびやかした北海道胆振東部地震。そ...

「未来食堂」-「まかないさん」が支えるお店


この「執着を手放す」という話を聞いて、私の頭に関連して浮かんだのは、東京・神保町にある「未来食堂」のことでした。皆さん、この名前を耳にされたことはあるでしょうか?「自分以外の人件費はゼロ」(東洋経済オンライン「神保町『未来食堂』の"非常識な成功"の秘密」より)。これまでの外食業態の概念を覆す試みで定食屋を経営されている小林せかいさんのお店です。小林さんは東工大を卒業後、日本IBM・クックパッドなどで計7年半エンジニアとして働いた後、1年4か月の修行を経てカウンター12席の食堂を開業。調理は基本的に一人で切り盛り。そして「自分以外の人...

事業(技術)×市場(価値)×社会(時間)と変動要素が増えるほど、製品・事業ポジションを的確に把握することは容易でなく、また、既存事業が強固に構築されているほど、その変動要素がもたらす変化は客観的に受け止め難くし、結果、変革を先延ばしにすることになります。

出版事業部署とITコンサルタントのチームで書籍に関する「事業ポートフォリオ分析」を、“技術”、“価値”、“時間”の要素を加えたスコープで捉え、製品・事業の現状評価からライフサイクル予測を行いました。