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NYノマド 第11回ホリデー商戦と手放せないメディア Part3

Part3では、Part1,2で取り上げた、あの手この手で迫る様々なサービスの魔の手に翻弄されそうな子供の問題についてご紹介させて頂きます。

子どもも大好きな動画、そしてゲームなどの子どもの利用や視聴については子どもを持つ親にとっては悩みの種になっているのではないでしょうか。
アメリカでも子どもにいつスマートフォンを渡すのか、TVやゲーム、スマートフォンなどのスクリーンを観る時間、スクリーンタイムをどう親がコントロールすべきかが課題となっています。

"Wait Until 8th(スマートフォンを持つのは8年生まで待って)"という活動が全米で広がりつつあり、全米で21000世帯、...
NYノマド 第11回:ホリデー商戦と手放せないメディア Part2

Part1では、サンクスギビングデー向けた、あっぱれな出来栄えのAmazonカタログを取り上げましたが、Part2ではブラックフライデー用、親のショッピングのための子どもを預かるサービス、映画館の最新事情、そして競争が激化する動画配信サービスをご紹介させて頂きます。

いよいよブラックフライデーという週に、Facebookのこちらの子どもを持つ親のローカルコミュニティのページをつらつらと見ていたところ、こんな投稿が流れてきました!
NYノマド 第11回:ホリデー商戦と手放せないメディア

皆さん、こんにちは。ニューヨークはいよいよ冬シーズンに突入しました。気温がマイナスになる日も増え、マンハッタンを歩く人々もニット帽にマフラーの重装備になりつつあります。

11月末には感謝祭(サンクスギビング)、そして12月のクリスマスといよいよホリデーシーズンの到来です。サンクスギビングは11月の最終木曜日と決まっており、その翌日はブラックフライデー、ビジネスをする人にとっては一年の中でもビッグな商戦が繰り広げられる時期です。サンクスギビングは、元々は神の恵みに感謝して収穫を祝うもので、アメリカでは家族や親しい人で集まり、食卓を囲み、愛や感謝を伝え合うアメリカでもクリスマスに匹敵する国民の祝日で...

NYノマド 第10回:赤ちゃん出産にみる、アメリカVS日本のサービスデザイン_Par3: 多様な医療サービス編

Part3では、本題である出産時の体験をお伝えします。


私が今回出産を行ったのは自宅からほど遠くない教会系列の病院です。

出産を控え、入院するとすぐに下記の写真のような患者専用のブレスバンドをつけさせられます。


一つはQRコードがついたもので、患者の名前、入院日、出生年月日などが記載されています。

もう一つは出産した赤ちゃんと親を照合するためのもので、管理番号がついています。


前者の患者QRコードが付いたブレスバンドは投薬治療や処置を行う際に使われます。患者に対して投薬もしくは処置される資材や医薬品などは全てコンピューターにデータベース化されているようで、例えば、点滴を開始する際に、点滴薬にもバーコード...

NYノマド 第10回:赤ちゃん出産にみる、アメリカVS日本のサービスデザイン_Part2: 搾乳機(ブレストポンプ)編

Part1でご紹介したベビーレジストリーに続いて、もう一つ無料で驚いたことと言えば、搾乳機です。


これは医療保険会社から出産予定日の1か月ほど前に届けられるもので、加入している医療保険会社やプランにより利用できる搾乳機や価格が異なりますが、アメリカの医療保険会社のほとんどは搾乳機を配布しているようです。

医療保険については今回のコラムでは詳説しませんが、日本のように国民健康保険、健康保険組合といった公的もしくは半公的な医療制度は高齢者や低所得者向けに一部存在するものの、多くの人は民間の医療保険に加入し毎月の保険料を支払うことで、医療サービスを受けた際に保険がカバーする範囲で自己負担額を支払うシステ...